top of page

石灰質肥料の選び方

消石灰

 アルカリ分

  60%以上

 肥効

  早い

 特性

  ■アルカリ分が多く、水に解けると強いアルカリ性を示す。
  ■速効率なので土壌との反応が速い。

 使用方法

  ●種子や根に触れると障害を起こしやすいので、畑に入れたらすぐに土とよく混合し、必ず約2週間はあけてから種まき・植え付けをする。
  ●堆肥や窒素肥料と同時に入れると害が出る恐れがあるので、必ず石灰を入れてから1週間以上あけてから施す。

炭酸カルシウム

 アルカリ分

  53%以上

 肥効

  緩い

 特性

  ■土壌と緩やかに反応して、効果が長続きする。
  ■苦土(マグネシウム)を5%以上含んでおり、苦土も同時に補給できる。

 使用方法

  ●効果が緩やかなので、多めに施用しても、作物への影響が少ない。
  ●施用後は土とよく混ぜ、約1週間あけて種まき・植え付けをする。ただし、しっかり混合していれば、すぐに施肥、種まき、

   植え付けをしても影響が少ない。

有機石灰

 アルカリ分

  35%以上

 肥効

  遅い

 特性

  ■土壌や緩やかに反応して効果が長続きする。
  ■貝殻類を粉砕しただけの天然石灰肥料。

 使用方法

  ●効果が最も緩やかなので、多めに施用しても、作物への影響が少ない。
  ●施用後は土とよく混合した後、すぐに施肥、種まき、植え付けをしても問題がない。

bottom of page